お礼参り期間中はシンが出現しないのは何故か
A.カミが「すでる」を行う期間だからです。カミは本来「すでる」を行うことで生体を維持してきました。現在この行為は人間たちに「玉の緒結び」という形で「すでる」のための力を利用され意味のないものとなっています。
(ここでの「すでる」は樋口清之先生の記述を参考にしています)
組ごとに祀られている動物の面を被るのは何故か
A.錦愁祭にて贄とされた動物たちの供養する名残です
森から声が聞こえてくるのは何故か
A.カミが玉の緒結びをした者たち、つまりは五社学園の生徒達の声です。「すでる」際に魂の意識のようなものが漏れ出るのではないでしょうか。
せんこさんの煤をつけると声が聞こえなくなり、森にも入れなくなるのは何故か
A.せんこさんは水の狐ということで何かを祓う(流す)ことに適しています。概念を具現化する五社の土地ならば因習の効果ならば具現化されるのではないかということでこうなりました。
夏越しの祓とお盆の時期を合わせて「お礼参り」と呼ぶのはなぜか?
A.お礼参りとは五社独自の文化です。「お礼参り」という言葉の本来の意味に沿っています。カミが「すでる」を行い活動を休止する時期をカミに感謝する時期としてお礼参りとなりました。
実際はカミがいきなり動かなくなって雨乞いのようなニュアンスで始まった感じかなと思っています。
お礼参りの”せんこさん”について
A.仙狐住民の中で年の持ち回りを決めたりして演じています。ぐひんさまもそんな感じです。
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質問1、3においてカミをシンと誤表記していたため訂正をおこないました。